【スタッフ紹介その6】照明:松本永

2014.12.03

スタッフ紹介その6は、照明デザイナーの松本永さんです。

永さんの光は、変なこだわりのない、とても素直な光。
その場で感じた感覚を、まるでスピーカーのように増幅させてくれる光です。
正直、今回の光は、ドキドキするくらい楽しみ。
今回の公演のキーワードでもある「光と影」を
皆様も、物語の中で感じていただけると幸いです。

                        (演出:福島敏朗)


【松本永(まつもとえい)】

照明家・空間デザイナー。
〜あかりをてらすひと〜
東京工業大学理学部卒業。
2014年eimatsumoto Co.Ltd.設立。
演劇、ミュージカル、日本舞踊などの舞台のみならず、
映画、CM、アート、インテリア、モーターショーなど
幅広いジャンルにて明かりをデザイン。
「見る・見られる関係」の垣根を取り払い
「時間を共にする空間づくり」を常に目指している。


【松本永からのメッセージ】

"影で斬りたい"

今回の公演のお話しを頂き、最初に台本を読ませて頂いた時は、
"照明で空間を作る"という意気込み満々でいました。

しかし・・・・稽古も結構進んでから稽古場に伺った時に感じたのは、
"やはり役者が空間を作るのだ!"ということでした。

改めて舞台美術プランを見直すと、
そこに見えてきたのは、役者と、道具と、そしてその影。

"光"である役者、その演技から浮き出てくる"影"、
どんな世界が現れるか? 私自身がワクワクしています。

そんな事が出来ればノーベル賞物なのは承知で、"影で斬る"事を目指したいと思います。


                                松本 永

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