『花の下にて』アフタートーク&ミニライブ

2014.12.14

公演3日目・17時の部終了後

出演の山口、源、平田、そして脚本・坂口、演出主宰・福島のアフタートーク、
その後、音楽監修・タマルのミニライブがありました。

多くのお客様が残っていただき、アフタートークがスタート。
約20分ほど、今回の『花の下にて』に至る過程。
テトクロ的稽古秘話、劇場入りしての感想など、終始和やかに進んだ。

その後のアフターライブでは、タマルが着物にギターで登場、会場を沸かせる。
また、機材の不調もあり、タマルの生歌が披露されるなど、ハプニングの中にも、お得感満載!

最後に、テーマ曲『NANASHI』がアンコールされてフィナーレ。
テトラクロマットとタマルは切っても切れない関係。

次回もお楽しみに!
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【スタッフ紹介その9】音楽:タマル

2014.12.08

とうとう、スタッフ紹介最終回となりました!
締めを飾るのは、テトクロの歌姫「タマル」さんでございます。
過度な装飾や映像を使わないテトラクロマットにとって
音楽は、その世界を作り出すとても重要な役割を果たします。
共同制作のミヤワキタカユキさんと一緒に作り出される
包み込むように流れる音の数々とタマルさんの心に響く歌声。
その紡ぎだされる美しいメロディーを
みなさまにお届けできることを本当にうれしく思います。
役者の肉体と光と影と音楽と...
もうすぐ公開されるテトラクロマットの世界
どうぞ、お楽しみに!

                      【プロデューサー早川玲奈】


【タマル】

シンガー&ソングライター
2006年資生堂「マキアージュ」コマーシャル曲
"My Brand New Eden" ('山田タマル'名義)でメジャーデビュー。
テトラクロマット第一回公演「銀河廃線」音楽監督はじめ、
テレビやラジオ、コマーシャルの音楽
(BS-TBS「徳さんのお遍路さん 四国遍路八十八ケ所 心の旅」/
 NISSEYコマーシャル曲"星のラブレター"(歌唱)等)
を手がける。
現在、TBSラジオ「片岡鶴太郎 今宵も神の雫」番組テーマ曲、
月桂冠「糖質ゼロ」TVCM曲(書き下ろし)オンエア中の他、
イベント企画、LIVE、自身のラジオ番組の企画・プロデュース、
また、ドラマ(NHK)にも出演する等、活躍の場を拡げている。

タマルオフィシャルブログ
http://ameblo.jp/tamaru-official/


【ミヤワキタカユキ】

作曲家、サウンドプロデューサー。
多岐に渡る音楽制作に携わり、プロデュース、楽曲提供を行っている。
「空想どうぶつえん」(Benesse)、
「ポクポク山の音楽隊」(エピックレコード)、
「やくそくの木」(ハウス食品)他

ミヤワキタカユキ公式サイト http://stomp.cm


【タマルからのメッセージ】

昨年の『銀河廃線』に引き続き、
今回も音楽監修を務めさせていただくことになりました タマルです。


『銀河廃線』は私にとって初めての舞台の音楽プロデュースだったのですが、
脚本を読み終えた時、心地よい興奮と共に、たくさんのイメージが湧いてきました。
まるで'赤い実が弾ける'ように。


あの日から、私は「テトクロ・ワールド」に恋しています。

今回、またご一緒できて、本当に本当に嬉しいです。

上演に向け、より深く深くストーリーに入り、唄い、紡いでまいります。

どうぞ、宜しくお願い致します!


                       タマル

【スタッフ紹介その8】人形:納富俊郎

2014.12.07

スタッフ紹介その8は、人形劇団を主宰しておられる納富俊郎さんです。

テトラクロマットとして、前回に引き続き、人形を使ったパフォーミングを致します。
今回は、その道では有名な納富さんを紹介いただき、お願い致しました。
やはり、自ら人形劇団を主宰していらっしゃるだけあって、
とにかく使いやすい、動かしやすいのです。
この人形に、魂が宿るように稽古中。
ただし、それは心を持たない木偶...の役ですが。

                        (演出:福島敏朗)


【納富俊郎(のうどみとしろう)】


長崎県諫早市に生まれ。
1972年人形劇団プーク(東京)入団。
劇団では主に舞台で活動し、70以上の作品に出演。多くは舞台監督も兼ねる。
在籍中は、花王名人劇場などのテレビ出演や、海外公演多数。
1991年退団後、人形劇団ポポロ、人形劇団ひとみ座、エツコ・ワールドで、
人形劇の出演の他、テレビ、イベントに出演。
侯孝賢監督の映画「戯夢人生」(台湾)に、俳優として出演したり
NHKハイビジョン放送「人形千夜一夜物語」に、
相原勇とともに孫悟空の人形で司会をつとめるなど精力的に活動。
1998年2月、妻の実家である北九州市に引っ越して、
夫婦二人の人形劇団ののはなをつくり、活動を始める。
作・演出「あかずきんちゃん」「いいものみ~つけた」が、
厚生省中央児童審議会推薦――平成10年度推薦文化財]の指定を受ける。
作・演出「あかずきんちゃん」「いいものみ~つけた」の演技により、
平成10年東京都優秀児童演劇選定賞日本児童演劇協会個人賞を受賞。

現在、全国の子ども劇場・おやこ劇場を中心に、
人形劇の公演活動を、年間200ステージほど行っている。
また、人形劇のワークショップや指導なども積極的に行っている。


【納富俊郎からのメッセージ】


人形が人間とお芝居をする。楽しいですね。

生の体と、作りだされた人形とが仲良くできるのか敵対するのか、
どちらも、面白そうですね。

人形は、人間と一緒にいると、不思議な空間が生まれます。
それが新しい感動を演出するのです。
見たことがない新しい世界が生まれるようにと願います。

役者の方は戸惑いもあるでしょうが、
人形の不思議な魅力を楽しんでいただければ嬉しいです。

ほんのちょっとだけのかかわりですが、私にも新しい世界でした。
そんなお芝居にかかわることができ、感謝します。

見に来ていただくお客さんと共に。楽しみにしています。


                     人形劇団ののはな 納富俊郎

【スタッフ紹介その7】美術:立松正美

2014.12.05

スタッフ紹介その7は、美術の「立松正美」さんでございます。
普段はCMでお世話になっていますが、舞台でもご一緒できるなんて光栄です!
その上、今回のコラボ、居合は立松さんとのご縁があったからこそ成立できたんです
しかし、居合の試合で金髪に見える白髪の立松さんの目立つこと、目立つこと...
美術の腕も確かですが、居合の腕も確かなデザイナー、
日本には一人しかいないかもしれませんね。

                     (プロデューサー早川玲奈)


【立松正美(たてまつまさみ)】

美術デザイナー。株式会社クラフト代表。
名古屋でクラフトを立ち上げ、
初めてデザイン画を描いてから今年でちょうど40年。
CM撮影に関する美術デザイン、大道具、小道具を一貫して行なえる美術製作会社として
現在では名古屋、大阪、横浜と3拠点に活躍の場を拡げている。
モダンアートを得意とするが、ジャンルに縛られることなく、
京町家から現代家屋、抽象空間まで様々なシチュエーションを自由な発想でデザインする。
今回コラボする無外流明思派吹毛会の会員でもあり、
テトラクロマットと居合を結びつけた陰の立役者でもある。


【立松正美からのメッセージ】

はじめまして。美術の立松正美です。

今回は私が通っている無外流明思派吹毛会とのコラボレーションということで、
役者さんたちが本番に向けて一生懸命、稽古に通っています。
わたしもなるべくその稽古に一緒に参加し、
みなさんの動きを見ながら、デザインを考えたり、
自分の動きと比べてみたり・・・
気づくことがいろいろあって面白いです。

普段はCMを中心に美術デザインをしていますが、
監督の作りたい表現を具体化していくことに変わりはありません。
福島さんとイメージを共有しながら、
「花の下にて」の世界を作っていきたいと思っています。


居合は、年内さらにもう1段アップを狙ってがんばります!


                      立松正美

【スタッフ紹介その6】照明:松本永

2014.12.03

スタッフ紹介その6は、照明デザイナーの松本永さんです。

永さんの光は、変なこだわりのない、とても素直な光。
その場で感じた感覚を、まるでスピーカーのように増幅させてくれる光です。
正直、今回の光は、ドキドキするくらい楽しみ。
今回の公演のキーワードでもある「光と影」を
皆様も、物語の中で感じていただけると幸いです。

                        (演出:福島敏朗)


【松本永(まつもとえい)】

照明家・空間デザイナー。
〜あかりをてらすひと〜
東京工業大学理学部卒業。
2014年eimatsumoto Co.Ltd.設立。
演劇、ミュージカル、日本舞踊などの舞台のみならず、
映画、CM、アート、インテリア、モーターショーなど
幅広いジャンルにて明かりをデザイン。
「見る・見られる関係」の垣根を取り払い
「時間を共にする空間づくり」を常に目指している。


【松本永からのメッセージ】

"影で斬りたい"

今回の公演のお話しを頂き、最初に台本を読ませて頂いた時は、
"照明で空間を作る"という意気込み満々でいました。

しかし・・・・稽古も結構進んでから稽古場に伺った時に感じたのは、
"やはり役者が空間を作るのだ!"ということでした。

改めて舞台美術プランを見直すと、
そこに見えてきたのは、役者と、道具と、そしてその影。

"光"である役者、その演技から浮き出てくる"影"、
どんな世界が現れるか? 私自身がワクワクしています。

そんな事が出来ればノーベル賞物なのは承知で、"影で斬る"事を目指したいと思います。


                                松本 永

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