【スタッフ紹介その3】ワークショップ:美木マサオ

2014.10.17

スタッフ紹介その3は、「美木マサオ」さんでございます。
体を自由自在に動かすダンスアーティスト!
体のパーツひとつひとつが別の生き物みたいに動いちゃうんです(!)
第1回公演の「銀河廃線」では、演出福島との共同演出というコラボレーションで
振付や身体表現の部分を担当、出演もしていただきました。
その成果は第1回公演を観ていただいたみなさんには
存分に感じていただけたのではないでしょうか。
今回は、ワークショップでご協力いただき、
さらなる身体表現の可能性を追及してもらってます!
毎回、確実に役者陣の表現力が上がってて、期待感高まっちゃいます♪

あ、ちなみに、第1回公演をご覧になれなかったみなさま、
劇場にてDVD販売いたしますので!


                        (プロデューサー早川玲奈)


【美木マサオ(みきまさお)】

マサオプション主宰
ダンスアーティスト・アクター

早稲田大学在学中より芝居とダンスを融合した作品に出演・振付・演出等で参加。
その後、舞台を中心に活動し、様々な方面の演出家・振付家の作品に出演。
バックダンサーやCM出演、また舞台の振付などでも活躍。
2008年4月〜09年3月 伊藤キム氏の率いるカンパニー『輝く未来』に所属。
その後フリーとなり、言葉やモノを使ったダンスアート作品を作り、
時にユニークに、時に詩的に、生きる葛藤を表現している。
また香瑠鼓氏、森山開次氏の振付助手として研鑽を積む。
2010年7月には、いけばな草月流の家元LIVEにソロダンサーとして出演、
1200人収容のホールにて草月流家元とのコラボレーションを果たす。
振付家としては、One on Oneやフジテレビ主催のミュージカルなど、
数多くの舞台の振付を行う。
身体表現のWSにも定評があり、ダンサーだけでなく、
俳優、子供、障がいのある方など、様々な方を対象に行う。
東京大学教育学部授業「創造性の心理学」ゲスト講師 。
2014年に自身の創作ユニット「マサオプション」を立ち上げる。


【美木マサオからのメッセージ】

前回公演「銀河廃線」をやっている時から演出の福島さんとは、
何かワークショップをしたいですね、という話をしておりました。

テトラクロマットは身体表現にこだわった新しい舞台表現を作るユニット。
僕なりの解釈ですが、それには
「空間を作る身体」「空間を変える身体」というのが必須になると思ってます。

簡単に得られる身体ではないですが、
今回事前稽古という事でワークショップを始めてみて、
キャストの感性を見られて、僕としてもとても刺激を頂きました。
そして、キャストだけでなく、
スタッフや外部からの方も参加される事がとても良い事でした。

広い視野や、共有感、
これが新しい舞台表現を作る上での軸になると思ってます。

今回の「花の下にて」は、
生きるという事を問われる作品になるのではないかと想像しております。
そして、たくさんの象徴的なモノが舞台上に登場しそうです。

イメージをするという事は、人間に与えられた尊い行為で、
それを促すのが舞台の役目だと思ってます。
このテトラクロマットの作品が、
たくさんの方の心の奥を刺激する事を願っております。


                           美木マサオ