【スタッフ紹介その1】 脚本:坂口理子
さて!キャストはもちろんのこと、
キャスト以上に張り切っているスタッフのご紹介もしていかなくては!
まずは、この人、テトラクロマットの脚本を手掛ける「坂口理子」
その愛すべきキャラクターはとても魅力的なんですよ
なかなかあきらめきれない坂口が、演出の福島にせっつかれて口をとがらせながら渋々最終稿を上げようとする姿は見ていて微笑ましい限りです。(本人たちは至って真剣に話しているんですけどね...)
今回は幕末の化け物の話...最終稿まもなく完成!
(プロデューサー早川玲奈)
【坂口理子(さかぐちりこ)】
早稲田大学第一文学部演劇専修卒業
㈱NHKエンタープライズ勤務を経て、現在フリーランス。
テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞・優秀賞、創作テレビドラマ大賞・最優秀賞
WOWOWシナリオ大賞・優秀賞、第36回城戸賞など数多くの脚本賞を受賞。
近年、フジテレビ『私が恋愛できない理由』『結婚しない』などの連続ドラマや、
小説『フロイデ!~歓喜の歌でサヨナラを~』、2013年には高畑勲監督の
スタジオジブリ映画『かぐや姫の物語』と、幅広く執筆活動を行っている。
<主な脚本公募受賞歴>
2006 年 テレビ朝日21 世紀新人シナリオ大賞・優秀賞『よいお年を......!』。
創作テレビドラマ大賞・最優秀賞『おシャシャのシャン!』【NHK放映】
2009 年 第2 回WOWOWシナリオ大賞
優秀賞『フロイデ!~歓喜の歌でサヨナラを~』
※2012 年11 月24 日小説化された【リンダパブリッシャーズ】
2010 年 第36 回城戸賞受賞『風に聞け』
【坂口理子からのメッセージ】
はい、なかなかあきらめきれない坂口です(笑)。
テトラクロマットでは、より稽古を充実させるために、基本的に役者さん方は皆さんセリフを入れて稽古初日に臨んでいます...ということは、つまり、必然的に脚本の〆切も繰り上がってくるわけで...。
いえ、別に〆切の日程がどうのというわけではないんです。
それよりも、あげてしまうのが少しだけ、いや、かなり寂しいのです。
何だか祭りの外みたいで(笑)。
私は、脚本というのは、作品を創る上でのレシピのようなものだと思っています。
今回も魅力的なキャスト、優秀なスタッフが集結しました!
ファンタジスタの異名を持つ(笑)演出シェフのもと、冬空に似合う凛とした料理を観客の皆さんにお出しできるのではないかと思います。
...そうです。寂しさの裏にあるのは、実は誰よりも私が、この物語が舞台として立ち上がってくるのを心待ちにしているからかもしれません(笑)。
皆さん、ぜひ12月の劇場へ!
清冽で禍々しく、華々しくも切ない、そんな芝居をお届けします!
坂口理子